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橋下弁護士は英雄か?③

2007/09/21 07:44

 

本村さんの「命をもって償え」という言葉は重く正当な発言である。

しかし、

敢えて本村さんの発言を噛締めながらもこの裁判に疑問を投げかけ、
あらためて橋下弁護士を糾弾したいと思う。

実際、この事件にもう一度触れるのは暫くよしておこうと思っていたが、
本村さんの発言を取上げるだろうマスコミは相変わらず弁護団の会見を
まともに報道するところは少ないだろうと思いエントリをあげる事にした。

記事の本文にもあるが本村さんは

 最近では、被告人の主張が一変したことについて、弁護団の方々がインターネット上で裁判に関する資料を公開し、弁護団と君の新たな主張として、社会へ向けて発信しています。
 インターネット上で妻が絞殺されたときの状況を図解した画像などが無作為に流布され、私の家族の殺され方などが議論されている状況を決して快く思っていません。殺されている状況が図解されている妻の悔しさを思うと涙があふれてきます。怒りなのか、むなしさなのか、この感情をどのような言葉で表せばよいのか分かりません。ただ、家族の命をもてあそばれているような気持ちになるのは確かだと思います。
 しかし、このような事態になったのは、これまで認めてきた犯行事実を根底から大きく一変させ、私たち遺族だけでなく、事件に関心を寄せていただいていた世間の皆様もこの新しい主張が理解し難いことばかりであったことが原因だと考えています。
 遺族としては、弁護人が代わることで、ここまで被告人の主張が変わってしまうことが非常に不可解でなりません。私たち遺族は、一体何を信じればよいのでしょうか。

と訴えているが、

福田被告の弁護団に説明義務を求め、懲戒請求を煽ってより一層弁護団が説明しなければいけないようにしたのは誰であろう?

本村さんは心の広い方だから、自分のような人間や、橋下弁護士が騒ぐのは仕方がないことと許容されるかもしれないが、マスコミの報道の仕方が扇動的でなければこの裁判はもっと冷静に論じられてここまで酷い状態にはならなかったはずだ。

当然、福田被告の弁護団に責任がないとは言わない、自分も「自分の精子を注入することによって死者を生き返らせる」などの部分に説得力は無いと思う。
だが、その主張がすべて一二審から遊離しているかのように世間に思い込ませたのはマスコミの怠慢のせいである。

本村さんの主張に引きずられるだけで、裁判の経緯を丹念に取材せず、弁護団の主張を報道することを控えてきた。

世間が嫌がるような事実を取上げて批判を受ける事を敬遠したのだろう。そのくせ、奇異に見える弁護団の主張については、世間の興味を煽っても問題ないと判断してそればかりをクローズアップして報道した。

そのような無責任なマスコミの先頭に立って煽ったのが橋下弁護士である。
タレント弁護士というジャンルの人間かもしれないが、やはり弁護士である。

一二審の審理で利用された法医鑑定が実は検察側の主張を裏付けるものでないことを理解できなかったという言い訳は出来ないはずだ。

実のところそれをどのように検察が説明し、反論・証明するのかを確認してからエントリをあげようと思ったが、やはりマスコミはほとんど報道しなかったし、検察側の法医学者の発言内容を詳細に確認するには時間が掛かりそうだったのでフライング気味だが待てなかった。

本当にこの裁判を理解しようと思うなら、自分のブログもそうだが、解りやすいのは

<超初級革命講座>
http://tknr.net/mt/archives/200708/15-1017.php

<弁護士のため息>
http://t-m-lawyer.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_b9af.html

を参考にして頂ければいいだろう。
特に昨日の弁護団の会見で男泣き(少しひいてしまったが)してしまった今枝弁護士の印象的なコメントを最後に引用したい。

被害者・遺族の気持ちを考えていない、という批判に対し、誤解され得ることを承知で、正直に気持ちを述べます。 

私は、前述のように自分自身事務所を拳銃で銃撃するという被害に遭いましたし、裁判所刑事部事務官、検察官、刑事弁護人の職務を通じ、何十・何百という被害者の方と話をし、その法廷供述を目の当たりにし、何百・何千という供述調書を読んできました。 
不謹慎に思われるかもしれませんが、仕事がら死体の発見状況、解剖状況を見ることも多く、ご遺族のやるせない気持ちに触れることもたくさんありました。 
その課程で、図らずも不覚ながら涙をしたことは数えきれません。 
本件も特にそうですが、それ以外にも、松本サリン事件の現場記録には胸がつぶれる思いをしました。 
普通の生活の課程で、突如サリンによる攻撃を受けた人は、何が起こっているか分からない状況で苦しまれ死に至っており、その状況からそれがはっきりと分かりました。 
通常の事件では、被害に遭った方が亡くなっている状況だけですが、その現場付近は、ありとあらゆるすべての生き物が、死んでいました。池の魚は浮き、鳥は地に落ち、アリは隊列のまま死に、まさに地獄絵図とはこういうものか、と感じました。 
そして、無くなった方々の生前の写真、友人らの追悼の寄せ書き、それらの資料からは、突如として亡くなった方々の無念や、ご遺族・知人らの残念な思い、怒りは、想像を絶するものと思われました。 

私は、日常の生活とは無関係なところで起きている事件の、マスコミ報道を見て怒っている方々の多くよりはきっと、職務経験的に、被害者やご遺族らのお気持ちを、もちろん十分理解したとまでは言えないかもしれないものの、少なくとも触れて目の当たりにし体験しています。その壮絶さは、ときには肌を突き刺す感覚で身を震わせます。 
職務の課程で、もし自分や家族がこういう被害に遭ったらどう思うだろうか、同じような被害に遭って果たして加害者の死刑を求めないだろうか、という自問自答は、それこそ毎日のように私の心を襲います。そしてときには苦しみ、ときには悩み、日々の職務を遂行してきました。正直に言いますが、自責の念にとらわれて煩悶することも、ありました。 

しかし、対立当事者間の主張・立証を戦わせて裁判官が判断する当事者主義訴訟構造の中での刑事弁護人の役割は、被告人の利益を擁護することが絶対の最優先です。 
むやみやたらに被害者・遺族を傷つけるような行為は自粛すべきものの、被告人の権利を擁護する結果、被害者・ご遺族に申し訳ない訴訟活動となることは、ときには避けられません。 
そういう衝突状況で、被害者・ご遺族を傷つけることを回避しようとするばかりに、もしも被告人に不利益が生じた場合は、刑事弁護人の職責は果たしていないことになってしまいます。 
被害者・ご遺族の立場を代弁し、擁護するのは検察官の役割とされています。それが当事者主義の枠組みです。 

典型的な例は、被害者が死亡しているのが明らかな場合に、被告人が「自分は犯人でない」と主張し、それに従って弁護するときです。 
ご遺族からすると、検察官が起訴した以上その被告人が犯人であり、犯人が言い逃れをするのは許し難く、被害感情を傷つけることになります。 
しかし弁護人は、被告人が「自分が犯人でない」と主張する以上は、その言い分に従い(証拠構造上その言い分が通るのが困難であればそれを説明し議論した上で最終的には従い)、被告人が犯人ではないという主張・立証を尽くさなければなりません。 
その場合、職務に誠実であればあるほどご遺族を傷つける可能性もありますが、それをおそれて被告人の利益を擁護することに手をゆるめてはならない立場にあります。 

そして、被告人の弁護をなす課程で、「被害者・遺族の気持ちをまったく理解しようとしない。」という批判を受けます。 
人間ですから被害者・ご遺族の立場に最大限配慮しているかのような態度をとって、批判をかわしたい気持ちもありますが、そのような自分の都合で被告人の権利擁護の手をゆるめることはできません。 

このような刑事弁護人の苦悩は、経験のない一般の方に理解していただくのは困難かもしれません。なにも見下しているわけではなく、実際に体験してみないと分からないことはほかにもたくさんあります。 

私も体験したわけではないので適切な例でないかもしれませんが、会社で例えると、従業員をリストラせざるを得ない上司の立場に似ているでしょうか。 
リストラされる従業員の苦悩を、その上司は経験上痛いほど自分なりに感じて苦悩していることも多いでしょう。 
そして第三者は、「リストラされる者や家族らの気持ちを考えているのか。」「考えていないから平気でリストラができるんだろう。」と批判するかもしれません。 

おそらく、「そのような一般論はいいけれど、光市事件差し戻し審の主張内容からすると、被害者の尊厳やご遺族の気持ちを考えていないのではないかと批判されても仕方ないだろう。それに被告人の利益にもなっていないではないか。」とのご指摘があろうかとは思います。 
しかし、これだけの凄惨な事件の弁護活動を職務とし、毎日のように記録(もちろん本村さんの「天国からのラブレター」も)に触れ、世間から激しいバッシングを受けている課程で、被害者・ご遺族の気持ちにおよそ思いを馳せないというような人間が存在し得るでしょうか。 
自分の家族が同じような被害に遭ったら、という自問自答は、数え切れないほど繰り返し、何度夢に見たことでしょう。 
こういうバッシングを受けたり脅迫行為も受けている状況ですから、他の大勢の方々とは異なり、私たちには現実に起こりうる危惧です。 

「主張内容からみる限り、被害者・ご遺族の気持ちをまったく理解しようともしていない」「被告人の利益にもなっていない」とのご批判についても、マスコミ報道から受けた印象だけではなく、私のつたない文章(すべての思いがとうてい筆舌に尽くせぬことにもどかしさを感じます)や、もうすぐ広まりわたるだろう弁護団の主張全部やその根拠となった鑑定書等を検討した上で、ご再考いただきたいと思います。 

すべてを書き尽くすことは到底できませんが、家裁記録に「孤立感と時間つぶしのため、会社のPRと称して個別訪問した」「部屋の中に招き入れられて、不安が高まっている」という記載は「個別訪問は強姦相手の物色行為ではなかった」との主張に結びつき、「被害者に実母を投影している」「非常に退行した精神状態で進展している」という記載は「甘えようとする気持ちで弥生さんに抱きついた」という主張に結びつくなど、従前の記録中の証拠にも、現在の主張の根拠は多数あったことを紹介しておきます。 

私たちは専門家としての刑事弁護人ですから、なんら証拠に基づかない主張の組み立ては行っていません。 
あの「ドラえもん」ですら、捜査段階の供述調書に出てきます。


カテゴリ: 政治も  > 政局    フォルダ: 社会・マスコミ

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コメント(9)

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2007/09/21 08:17

Commented by hastuyama さん

初めまして。
この事件(最近の青少年の事件もそうですが)に関しての、弁護団の考え方については、理解できるところが全くないです。
私が理解不能なところでの説明がなされ、それが裁判でここまで時間と費用をかけている。
弁護する人は、この「子供」が本気で更正すると思っているのでしょうか?
単に自分たちの「死刑廃止論」をホザキたいだけなのでしょうか?
人権ほどは勿論重要です。
が、死者にあえて鞭を打たなければいけないような、論議に矛盾を感じます。
けじめとして、明確に犯人が判っている状況では、被害者側が納得いく裁判を望みたいし、執行は迅速にしていただきたいと思います。

このような言葉の遊びの為に、被害者家族の一生を潰させるのは実際問題どうかと思います。

現在、「仇討ち」は禁止されております。
が、殺人被害者家族にも、全く情報が伝わらない現在の状況自体もおかしいと思いますよ。
勿論、犯人及びその家族に危害が加わる恐れがあるという事はあります。
ところが、マスコミには情報が流れております。
ネットでは、マスコミの流す以外の情報も多々あります。
そのような状況を、認めている法律自体に問題はないでしょうか?

 
 

2007/09/21 10:53

Commented by conmas さん

コメント、ありがとうございました。
これまで安田弁護士の印象があまりにも強い報道がなされていたため、今枝弁護士についての認識については何の情報もありませんでした。
「なるほど…」と思いましたが、やはり被告人への思い入れと弁護士としての仕事の成果への自己満足から湧き上がってきた感情が先に立っているという印象は拭えません。
弁護人は被告の利害を守るのが仕事ですが、忘れてはならないのは「利害を守るが故に真実を歪曲することになってはならない」ということだと感じざるを得ません。
どんなに被告人の過去の不幸な境遇や反省の弁があったとしても、殺人を犯したことは事実であり、弁護人が変わった途端に主張が豹変するという不自然さは納得いくものではないでしょう。
今後の成り行きを冷静に見つめたいと思います。

 
 

2007/09/21 11:47

Commented by oyakata8 さん

To hatuyamaさんコメントありがとうございます。
>
>この事件(最近の青少年の事件もそうですが)に関しての、弁護団の考え方については、理解できるところが全くないです。
>私が理解不能なところでの説明がなされ、それが裁判でここまで時間と費用をかけている。
>

まず、『弁護団の考え』とは何を示しているのでしょうか?もし、被告がしゃべっていることがすべて弁護団が作り上げたものとしてらっしゃるなら、それは違います。

確かに弁護団と相談して精神鑑定医のまとめたストーリーに即した発言をしている可能性はありますが、それはあくまでも福田被告がこれまで述べてきたことを基にしていると思われます。なぜなら、弁護団も福田被告の発言が理解できなかったから、野田氏に精神鑑定を依頼したのですから....

そのようなことに時間を掛けるのは無意味と言われるのなら、裁判などいらないでしょう。事実を追い、その上でその事件の発生した原因を追究することはそんなに無意味なことでしょうか?
そのことが被告人に資するから、弁護団がそのようなことをするのですが、それと同時にこのような犯罪を防ぐ一助になることにはならないでしょうか?(安田弁護士は会見でその主旨をのべていました)

>
>弁護する人は、この「子供」が本気で更正すると思っているのでしょうか?
>単に自分たちの「死刑廃止論」をホザキたいだけなのでしょうか?
>

多分弁護団は希望を持っているでしょうね。そして、弁護団がすべて死刑廃止論者と言うのはマスコミが作り上げた嘘です。今枝弁護士などは死刑廃止論者ではありません。

>
>人権ほどは勿論重要です。
>が、死者にあえて鞭を打たなければいけないような、論議に矛盾を感じます。
>

拙ブログに乗せた今枝弁護士のコメントをご覧になったでしょうか?
弁護士は被告人の権利を守るのが第一義のはずです。それを怠る弁護士を弁護士と呼ぶでしょうか?
確かに、性犯罪などの場合被害者を傷つける場合は多いと思いますが、それで被告人の弁護をしないのでは裁判自体が成り立たなくなってしまいます。

<続く>

 
 

2007/09/21 11:52

Commented by oyakata8 さん

<続き>

>
>けじめとして、明確に犯人が判っている状況では、被害者側が納得いく裁判を望みたいし、執行は迅速にしていただきたいと思います。
>

明確に解っているのは福田被告がお二人を殺したことですが、その殺害状況は検察によって誘導された可能性が高く、福田被告の今審判での主張を検察側が否定できたかは疑問が残ります。その検察側法医学者の発言の詳細も報道されていないのは疑問があります。
ちなみに一二審の法医鑑定書では片手で絞め殺したことになっているそうですが、検察の主張では両手で絞め殺したことになっています。その矛盾を検察側がどのように説明するのかが自分にとっては重要だと思っています。

<安田弁護士による【光市母子殺人事件】法医鑑定書解説>
http://jp.youtube.com/watch?v=6lRm3zdRq3c

事実認定を間違った上での判決はあってはならないはずです。しかも、それが検察が作り出したストーリーであった場合。

仰るように少年法は改正の必要が多く、審判を被害者家族に公開することも必要だと思います。逆を言えば少年審判ほど冤罪が発生しやすいこともまた事実です。

はっきり言って自分は弁護団のすべての主張を受け入れるつもりはありませんが、あまりにも検察側の主張が正しいとの報道しかないのは偏重ではないかと思っています。

 
 

2007/09/21 13:53

Commented by hastuyama さん

こんにちは
>はっきり言って自分は弁護団のすべての主張を受け入れるつもりはありませんが、あまりにも検察側の主張が正しいとの報道しかないのは偏重ではないかと思っています。

このご意見には、私も賛成いたします。
マスコミの報道の仕方は、確かに偏重したモノが多々あるかともいます。

法律的な事を述べるつもりはありません。
どちらかというと感情的な部分です。
ただ、最近の高校生の自殺の件に関しても、加害者の人権ばかり偏重される風潮に納得が出来ないでおります。
この事件も、マスコミの報道内容が正しいとしたら・・・・精神的な虐殺という印象を持ってしまいますしね。
昔、女子高生コンクリート殺人事件ってありました。
拉致って、何日も強姦し、サンドバックの代わりに殴るけるの暴行をした挙句、結局死に、始末に困ってコンクリート詰めにしたものであります。
そして、殺人しておいて、出所後、再度殺人を犯しております。
その家族は、一回刑務所に入ったのだから被害者の遺族とは、もう何の関係も無いとの賜っていたことを思い出します。
刑務所が免罪符になるというのは、おかしいのですけどね。

更正などというのは、人権家のいう夢なのではないでしょうか?
その意味で、雑な意見ですが、初犯、再犯関係なく、自己防衛の為の殺人以外は、死刑がのぞましのかと思います。
必要であれば、判決に関係なく事実関係を徹底的に調べればよい。
遊び感覚で殺されたとしら、遺族としてこれ以上やりきれない事は無いでしょう。(少年のいじめ・殺しはほとんどが遊び感覚でやっている事が多いように感じます。)

 
 

2007/09/21 15:04

Commented by oyakata8 さん

To conmasさんコメントありがとうございます。
>
>やはり被告人への思い入れと弁護士としての仕事の成果への自己満足から湧き上がってきた感情が先に立っているという印象は拭えません。
>

今枝弁護士も泣いてしまったことにはブログで反省してました。
http://beauty.geocities.yahoo.co.jp/gl/imajin28490/comment/20070921/1190329867#comment

>
>弁護人は被告の利害を守るのが仕事ですが、忘れてはならないのは「利害を守るが故に真実を歪曲することになってはならない」ということだと感じざるを得ません。
>

その真実を歪曲していたのは弁護側だったのか、検察側だったのかを判断するには法医鑑定が大きなウェートが占めているのではないだろうかと思っています。
しかし、一二審の法医鑑定書は弁護側の主張を裏付けるものだと弁護側はしています。それを検察側の鑑定医が崩せたのかが未だに報道されていないので自分としては、またもやマスコミに不満を持ってしまいます。

>
>どんなに被告人の過去の不幸な境遇や反省の弁があったとしても、殺人を犯したことは事実であり、弁護人が変わった途端に主張が豹変するという不自然さは納得いくものではないでしょう。
>

弁護士が変われば弁護方法が変わるのは仕方がないとおもいますし、何より判決が無期懲役から死刑に変更になる可能性が出てきたのだから、弁護方針を見直すのは当然に思うのですが、どうでしょう。

 
 

2007/09/22 03:12

Commented by oyakata8 さん

To hatuyamaさんコメントありがとうございます。

>
>このご意見には、私も賛成いたします。
>マスコミの報道の仕方は、確かに偏重したモノが多々あるかともいます。
>

マスコミについては本当に裁判や、弁護団の会見を聴いていたのか?と思わざるを得ない報道がほとんどです。ただ、自分がよくチェックするフクトミ記者のブログ『にしてんま傍聴日記』
http://fukutomim.iza.ne.jp/blog/entry/306233
は弁護団に批判的でありながらも、よく中立を守った記事を書いています。

>
>更正などというのは、人権家のいう夢なのではないでしょうか?
>その意味で、雑な意見ですが、初犯、再犯関係なく、自己防衛の為の殺人以外は、死刑がのぞましのかと思います。
>必要であれば、判決に関係なく事実関係を徹底的に調べればよい。
>遊び感覚で殺されたとしら、遺族としてこれ以上やりきれない事は無いでしょう。(少年のいじめ・殺しはほとんどが遊び感覚でやっている事が多いように感じます。)
>

確かに傷害致死と殺人では違いがないだろうという考えはというか感情はわかります。結果として人を殺したら殺人として裁き、その上で情状を酌量するということはあって良いと思うのですが、残念ながら今の法は傷害致死という結果的加重犯を認めています。

怖いのは福田被告の弁護団は死刑廃止論を法廷に持ち込んでいる(実際は今のところしていないのですが)と決め込んで批判している人に限って、どんな形だろうが殺したら同じだとして、現在の法律を無視するような論理を張っていることを問題だと思っています。

現在の法を守るべきだと主張しながら、自分の気に入らない法は無視して良いとは驚くべき主張だと思います。

あきれるのは弁護士である橋下弁護士がそのような暴言を発していることです。

 
 

2007/09/22 11:19

Commented by - さん

 おはにゃん(ΦωΦ)

 あたしは弁論要旨も弁護士さんたちのブログとかもかなり読んだほうだとおもうのですが,正直申し上げてちょっと「死刑廃止論」を唱えることが悪い・・・みたいな感じのご意見を聞くと,少し危機感も覚えます。

 もちろん,被害者遺族の本村さんを納得させられていない弁護士(過去も現在も)には,怒りすら感じますが(本村さんに面会しようとしたが先方が断ったなどと釈明されていたそうですが。。),今枝弁護士やその他の弁護士たちは決して死刑廃止論ではなく,私とほとんど意見を同じくする事実上の死刑停止等を求めるソフトな存置論者だったとおもいます。。

 なぜこのような勘違いが起きてしまっているのか・・・ということを考えますと,やはり問題視すべきはマスコミの責任だとおもいます。
 あたかもみな廃止論であり,廃止論を唱えるために不当に裁判を利用しているかのような印象を与える報道は思想誘導といいますか,印象操作のきらいもあり危険だとおもっています。

 たとえば,この裁判では殺害の態様などは十分争いうる余地があります。また,最高裁判決などを重視するのであれば,弁護人の主張する事実が奇々怪々にうつるのも事実だし,まだ争いうると考えれば弁護人の主張に一定の理解を示すことも十分可能です。

 それに,弁護士の公的性格を強調する私とは異なって,弁護士さんの多くは被告人の利益を最大限に推し量るべきだとの考えに基づいてらっしゃいます。

 だから,こういった諸々の論点は議論の余地あるところなので,あまり決めつけてかからないほうがよいのだろうと,橋下弁護士を支持している私個人も今は反省しています☆★

 この件では,やはり以下に被害者遺族を納得させられない裁判制度のありかた,弁護士自治という馴れ合い自治への疑問,裁判の経過を面白おかしく報道するマスコミの責任,このあたりに論点を集約させてはどうかなーとおもいます。。

 
 

2007/09/22 11:22

Commented by - さん

(続き)

 それに,今枝弁護士が泣かれたということについても,そんなに騒ぐ必要性はないとおもっています。
 泣いたから弁護士は本気か,あれは嘘泣きなのか,とか,そういう議論を始めるべきではありません。。

 泣いたということについては,結局は,あのシーンを感情的に報道しようとした報道機関に問題があるとおもいます。だから,こういう議論を始めちゃうのは,かえってマスコミの思うつぼなんじゃないかなと感じます☆

 
 
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2007/09/24 07:45

光市母子殺害で弁護士擁護はサヨク工作員? [日々放言]

 

■メディアに関わる人間のブログや情報の背景 イザにも記者ブログがあって、大人気ですね。そこで反対の意見を言うコメントの中に引用先に「紙の爆弾」って言うのがありました。それを見て私は大爆笑してしまいまし…